東温市産のハロウィンかぼちゃ
2010年8月5日
東温市は、どてかぼちゃの産地ですが、
ハロウィン用のかぼちゃも栽培されています。
ハロウィンで使う、かぼちゃでつくった顔を
ご存じの方も多いと思いますが、
あれは、「ジャック・オー・ランタン」といって
もともとはアイルランドのお話でした。
アイルランドにジャックという飲んだくれが居て、
いつもひとを騙してばかり。
そればかりか、ハロウィンの夜に地獄からやってきた
悪魔をも騙し、自分の魂を取らない約束をさせるほど。
いつしかジャックが死んであの世へ行こうとしたが
生前の行いが災いして天国にも地獄にも行けない。
結局、元来た道を帰らされるはめに。
その道が暗くてなにも見えなかったので
悪魔に地獄の石炭に火をつけてもらい、
カブに入れて灯りにした。
というのがお話です。
この話しがアメリカに渡り、
アメリカはカブに縁がないために、
カボチャを使うようになったそうです。
東温市はもともとカボチャの生産が盛んで、
どてかぼちゃをつくってカーニバルを行うなど
生産者さんに洒落心がありました。
そして、ハロウィンの夜にもカボチャに灯りをともして、
家族で灯りの夜を楽しむようになったそうです。
つくりかたをご紹介しますね☆
●ジャック・オー・ランタンのつくりかた●
まず頭を切ります。
やわらかいペンやクレヨンなどで下絵を書きます。
針で穴を空けて下絵にするやりかたもあるようです。
下絵に沿って切っていきます。柔らかいのですぐ刃がはいるのですが、
サクッと刃が走らないように注意。
お子さんなどは、ダンボール切りやホールソーの刃でギコギコと切ったほうが
危険が少ないですね。市販のカボチャ用カービングキットを使うのもいいですね。
灯りを入れるとこんなかんじ。なんとも和みます。
和みを感じてしまうところが日本人なんでしょうか(笑)
LEDの光源もありますが、光度や色はロウソクのほうがいいようです。
8月から、東温市ではイベントがいっぱい。
●8/21(土)はハロウィンカボチャの収穫祭。
畑で食べる夏野菜と、ハロウィンかぼちゃのカービング体験。
●8/28(土)は観月祭。花火が沢山上がります。
ハロウィンかぼちゃとどてかぼちゃの記念撮影コーナーがあるようです。
●9/12(日)はどてかぼちゃカーニバル。
おおきなかぼちゃの展示が沢山あります。
●10/16,17は東温市産業まつり。
●10/31(日)は、ハロウィン祭です☆
いろいろ楽しみですね!