ブランディング
2014年4月13日
せっかくの日曜なのに雨!ってことで、今日もお仕事。
日曜なのでちょっとゆっくりめに出勤したのですが、
出勤途中に、とあるお店で珈琲を購入。
そこで、ひさしびりにイラッとしたのですが、
「研修中」と胸につけた店員さんが、
レシートとおつりを渡すときに、若干投げるようにして渡してきました。
私のほうは、
「え?この店でこんなこと起きるの?!」って驚いてしまい
なにも言えずに受け取ったのでした。
小心者ですね。笑
こんなこまかいことで目くじら立てなくても…って思ったし。
そりゃー、小汚いオヤジですよ、私。
レジの若い女性からしたら、さわりたくないオッサンですよ。
でもねー、あからさまにそうされると辛いですね。
胸のこと「研修中」って書いてるのは、
「未熟だけど許してね」ってことなんでしょうかね…
で、ここでブランドの話。
そのお店の店員さんはよく教育されていて、
ホスピタリティが高いお店なんです。
だから、ちょっとゆったりしたいときは
そのお店で珈琲を買ってから出勤するんです。
Q(クオリティ)S(サービス)C(クレンリネス)のうち、
どれをとってもいいお店なんです。
ブランドとしての信頼があるんですね。
でも、今日の私はブランドイメージが壊れました。
たまたま、研修中の方に行きあたってしまっただけなんですけど。
珈琲が美味しく感じないばかりか、
気分もなんだかすぐれない。
仕事の能率も落ちる。
これ、逆にかえすと
素晴らしいサービスに当たったら、
珈琲はおいしいし、
気分もハッピーで、
仕事の能率も上がるんですよね。
ということは、珈琲1杯ぶんのお金を払えば
それ以上の価値を提供してくれるお店、あるいは
お店のスタッフさんには、絶大な信頼を寄せますよ、私は!
ブランドって、そんなものです。
デザイナーさんがきれいにロゴつくってパッケージつくっても
それは視覚的要素でしかないんです。
もっとほかの部分にブランドが隠れてる。
全部が関連してるんです。
もし、私がお店のブランディングを任されたら、
珈琲の味は当たり前として、人的教育に力を入れます。
もちろんお金もかけます。
お辞儀の仕方とか喋り方とか、そんなのじゃなくて、
価値観教育をしますね。
それこそがブランディングの本丸です。
ここまで書いて、さっき買った珈琲が冷めていることに気づきました。
これならカップの上に乗せるドリップで十分だな。
ま、また行きますけどね、その店には。
いい店員さんもたくさんいるしね。