デザイン的な思考
2012年6月26日
デザイン的な思考法というのは
私が最終的に目指しているところであり、
最近は書籍でも頻繁に登場するようになりました。
私の考えるデザイン的な思考とは、
新しいものを産み出すための方法そのものを
デザイン(再構築・改良)する、ということです。
過去の成功例や一般論を理解したうえで
いかのその制約を超えて物事を考えるか、です。
これから起業する方にとって、
だれかがすでにやっていることや、
すでにある商品で勝負することは
それそのものがリスクであると思われます。
すこしでもいいので、
これまでに無いなにか、あるいはちょっとでも新しい付加価値を
創造していくことが必要です。
私は手始めに、
イメージしてもらうことを勧めています。
どういう状態になればいいのかを
できるだけ具体的にイメージしてもらいます。
時には絵を描いてもらいます。
(お仕事の場合はこちらで絵を描きます。)
そういう視点からものごとを見れば
これまでに破れなかった壁を破ることができるようになるのです。
決して、なにかセンスのいいものをかっこよくつくる人の考え方が
デザイン思考というわけではなくて、
全体的なプロセスの中にあって、
新しい価値を創造していくプロセスそのものをデザインするのが
デザイン思考だと考えています。