対:印刷屋さんの場合(2)
2009年5月13日
広告業者さんと
上手におつきあいするコツ④
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昨日、
あなたの会社の
企画書やサンプルを手にするまでに、
何人のひとが関わっていますか?
という問題に対して、
こたえ:最大で4人でした、という話を書きました。
今日はその続きです。
無事に印刷物の印刷前チェックが終わり、
あなたが、「じゃあ印刷10000部よろしくね。」
と言ったあともまだまだ続きがあります。
モノがあなたの手を離れて印刷工程に進むと…
7.印刷行程を管理する部署に進み、スケジュールが組まれます。
8.印刷機械を運転する方の手に渡ります。
9.折りたたみや製本行程の担当者に渡ります。
10.検品担当者に渡ります。
11.納品、配送担当者に渡ります。
ひえー
すごくたくさんの方の手に渡るんですね~
各作業を
仮に一人で担当していると仮定しても
4~5名。
ここで問題なのは
それらの行程(つまり、
あなたの会社の広告物)を
一貫して管理しているのは
いったい誰?
もちろんあなたではないですよね?
あなたは会社で仕上がりを待っているだけ。
お金を出して、つくってもらってる状態。
しかも、つくっているところは見えないブラックボックス。
じゃあ、色の管理や、仕上げのサイズや
あなたが言ったとおりになっているかどうかは
誰が管理しているの?
営業マンさんですか?
彼はほかの企業さんのところへも
行かなければいけませんから、
ずっと工場でへばりついてはいません。
当たり前です。
じゃ、誰がチェックしてるの?
このへんが、
信頼できるかどうかの
もうひとつの分かれ目になります。
つまり、
おつきあいしている印刷業者さんが
信頼に足りるかどうか?の分かれ目なのです。
いま、わたしがおつきあいしている印刷業者さんは
管理者がいて、それが社長さんだったり、営業さんだったり
一貫して担当するデザイナーさんだったり。
だから大丈夫なんですが、
みなさんのところはいかがですか?
印刷物が仕上がって、、、
「こんな色の写真じゃ美味しそうに見えないだろ」
「ウチの服はこんな色じゃない」
「この紙の種類は違う」
「仕上がりサイズが間違ってるじゃないか」
そんなこと、経験ありませんか
そうならないためのコツを
また明日かきますね。