マーケティングの4Pを屋台のラーメンでみると
2012年10月29日
3.マーケティングの4Pを屋台のラーメンでみると…
マーケティングの初歩でよく語られるのが、「4P」です。
これは、英文字の頭をとって4Pと言っています。
1.Product
2.Place
3.Price
4.Promotion
この4つです。
ここで、英文字だ!と惑わされてはいけません。
ここでもやっぱりシンプルに考えましょう。
日本語に言い換えると、、、
1.どんな商品を?
2.どこで?
3.いくらで?
4.どうやって売る?
です。
前の項目でやった5W2Hにもすこし似てますよね?
らーめん屋さんなら、
1.ちょっと濃い味のらーめんを
2.人通りの多い歓楽街の近くで
3.買いやすくてお釣りの出しやすい500円で
4.ちょうちん下げて屋台を出して売る
ってことです。
4Pっていうと難しそうですが、
昔から商売の先輩たちがずっとやってきたことです。
江戸の屋台のそば屋さんだって一緒です。
落語の中にもたびたび登場するでしょ?
そばを寒い夜に売っている。
呑みに行く前にその前を通りかかる。
「おいおやじさん!あったけえの一杯おくんなせぇ!」
「へい!ありがとうございやす。」
ご自身のご商売も、4Pにあてはめてみてくださいね。
できるだけシンプルに。
鉄工所さんで考えてみましょうか。
1.どんな商品を?
…図面のとおりの製品を
2.どこで?
…自社工場で製作して
3.いくらで?
…業界の適正価格で
4.どうやって売る?
…主要取引先に対して受注生産している
ね、簡単でしょ?
そして…
これを発展させて付加価値つけようとしたときには
さっきの5W2H同様に、【作文】するんです。
1.どんな商品を?
…溶接の仕上がりが良く、耐久性が他の鉄工所の3倍の製品を
2.どこで?
…自社工場で、勤続40年の職人さんが指揮して製作して
3.いくらで?
…業界の一般的な商品価格よりも高めの金額で
4.どうやって売る?
…特殊な使用目的がある特殊な製品を図面から受注生産している
ほら、アイデアが湧いてきませんか?
これをさらに煮詰めて、経営戦略に活かせそうじゃありませんか?!
考えただけでもワクワクしてきませんか?!☆