アイドマはもう聞き飽きた?!
2012年10月29日
6.アイドマはもう聞き飽きた?!
マーケティング用語で、これまたよく出てくるのが、アイドマ。
英文字で表すと、AIDOMAと書きます。
これ、知ってたからなんだってんだ!という声が聞こえてきそうです。
だって、私がそう思ってましたから(笑)
アイドマなんて、もうすでに古いよ!
いまさらなに言ってるんだ!
まあまあ、お気持ちはわかりますので、
ここでは、消費活動パターンの知識として覚えておきましょう。
AIDOMAは頭文字です。
Attention(注意)
Interest(興味)
Desire(欲求)
Memory(記憶)
Action(行動に移す)
はい、英文字ですね、コテコテの。
わかりにくいから、恋愛の告白で考えてみましょうか。
私が男ですから、男性目線で書かせてくださいね。
1、注意:「おや?あそこにオシャレな女性がいるぞ」
2、興味:「髪型がかわいいな。いい色のカラーだし。」
3、欲しがる:「いつかあのひととお話をしてみたいな。」
4、記憶:「ああ、あのひとの雰囲気可愛かったな、近づきたいな…」
5、行動に移す:「あの…、えーっと、その、お一人ですか?」
若かりし頃の私です(笑)。ちなみにそのあとは「涙」の結末でしたが…。
あなたが恋をしたときのことを思い出してみてください。
きっとこの行動パターンになっているはずです。
(一目惚れの場合も長い目でみればこのパターンです。)
おそらくあなたが車を購入したときも、ブランド服を手に入れたときも。
…ここで重要なのは、
あなたの商品が、興味あるひとびとの記憶にのこっていますか?ということです。
もしくは、そもそもあなたの商品は興味の対象になっていますか?ということ。
一度、あなたの商品の特性を見直してみる必要があるかもしれません。
商品に対する思い入れを一度捨てて、冷静な目でみてください。
もしかしたら、数あるライバルの商品の中で、埋没してしまっているかもしれませんよ?!
追加です:
最近はAIDOMAではなくて、AISASと言う方もいます。
それはなにかというと、
Attention(注意)
Interest(興味)
Search(ネットで検索)
Action(行動)
Share(共有する)(←※修正2012.8)
ネット社会になってからは、消費パターンが若干変わってきたというんですね。
たしかに、なにかあればすぐ携帯かネットで検索します。
(今はSerchがスマホに変わってますね、2012.8追記)
検索して、レビューを読んだり、
会員登録して情報交換したり。
あるいは、いきなり購入してしまったり、
信頼できる友人のものを真似買いしたり。(これがいちばん確かかも?!)
「売り切れる前に即買い!」なんて言葉も雑誌にはあいかわらず踊ってます。
(2012年10月に追記)
もうAIDOMAは古いのかもしれませんね(笑)
→やっぱり基本です。