プレスリリースは視聴者目線で考えること。
2016年5月3日
プロモーションのやりかたにはおおまかに4つあります。
プロモーションミックスという考え方なのですが、
①広告
②広報
=基本的に待ちの姿勢になるので、プル戦略といいます。
③販売促進
④SP(セールスプロモーション)←ココはBtoC、BtoBに分けると解り易いです。
=積極的に働きかける姿勢になるので、プッシュ戦略といいます。
(これ以外に、クチコミっていうのを加える方もいますが、ここでは省略!)
こういった情報はググればいっぱいでてきますので、
詳しく知りたい方は“プロモーションミックス”で検索してみてください。
(なんという乱暴なブログだ!!…笑)
今日の内容は広報戦略の中の、プレスリリースについてです。
プレスリリースがわからない人はググって…じゃなくて、汗
簡単にいえば取材されることで広告になる、ってことです。
プレスリリースは、地方に行くほど取り上げてもらいやすくなります。
そもそもニュースがあまり無い地域だと、地元メディアさんは
小さなうごきまで丁寧に拾ってくださいます。
これは、地元での知名度を向上させたい企業にとって本当に有難いことです!!
さて、プレスリリースで大切なことはたくさんありますが、、、
その中でも、最も基本的なことで、なおかつ意外とみなさん持ち合わせていない視点、
そう、それが「視聴者目線」です。(誌面の場合は読者目線です。)
取材に来てほしい、取り上げてほしい、と思うばかりに、
自社商品のいいところばかり並べてませんか?!
そういう自画自賛の情報って、見てるほうからすると面白くない!
読んでてぜんぜんつまんないんです。
だって、“もともと興味ない”んだもん。
そんな広告じみたネタは、お金払って堂々と広告しましょう。
これから広報を戦略的に考えている方は、こう考えてください↓
☆自社の商品を消費者がみたら、どんなところに興味をもつだろう?
☆視聴者が得することを、なにか伝えてあげれないかな?
☆画面、誌面を見てるだけで楽しくなる絵が撮れるとしたら、なにがあるといいんだろう?
どうですか?
よーするに、視聴者の目線になって自社の商品やイベントを見てください、
ということです。
先日はえひめのはだか麦を使った、はだか麦ラッシーが
地元メディアに取り上げられてました。
はだか麦ラッシーとは? ↓
この件は私もすこしお手伝いさせていただいたのですが、
最初この商品を試飲するときには、
…えっ?!麦を飲むのかよ!!
…スポーツ後にイイってどういうことだよ?!
…愛媛県と、元アスリートのあの人が開発に関わったのかよ?
って、思いました。
これ、ほかの人もそう思うはず。
だったら、その疑問に答えるような情報や、取材に来てくれる方が撮影しやすくなるような現場を用意してあげるのは、プレス発表の“マナー”なんじゃないかなぁ~って思います。
これからのプレスリリースは、
取材してくれる方がたへのマナーを守って
視聴者・読者の視点で取り組んでいきましょう!