今更だけど、マイケル・ムーアの「Where To Invade Next」を観て、日本の教育について考えさせられた。
2018年12月2日

アメリカのジャーナリストであり、ドキュメンタリー映画監督でもあるマイケル・ムーア監督の「Where To Invade Next」(C)2015, NORTH END PRODUCTIONSを観ましたよ。
様々なテーマをもとに、世界各国の現状を訪ねて歩き、白人主義のアメリカを攻撃するための情報を得ていくというストーリーで展開されてます。
中でも、フランスの食育と、ノルウェーの教育については、とても驚きました。一般的な報道でも知ってはいたけれど、現地へ出かけて行っての取材はとてもリアルでした
映画の中では、各国の現状について、アメリカと比較して紹介されているんですが、いかにアメリカが病んでいるかがわかります。
そしてその病んでいる姿は、日本でもあることに気付いたんです。
日本はいいものがたくさんある、と信じたいですが、それに携わる人々がどんどん病んでいることに気付きました。
病んでいるどころか、ウォーキングデッドのように、ゾンビ化しているのじゃないかしら。
日本の教育は素晴らしい、と信じたいです。しかし、現実はそうでもありません。
教育界も病んでいるけれど、実は、我々PTAもまた病んでいるのでしょうね…。

映画の中では、ノルウェーの学校の、授業数、宿題の量、子供達の様子などが紹介されています。
「授業を減らして 学力が伸びた」という、あるノルウェーの学校の先生の言葉。
日本の先生がたはこう言うでしょう。
「そんなかんたんにうまく行きゃ苦労しないよ!」
それが正しいのかどうか、私にはわからないんですが、単に授業を減らしただけで学力が上がるとは思えないので、きっと総合的になにかコツがあるのでしょう。
日本の教育、今後どうなるんだろう?