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第三者から見るとよくわかる、現場からアイデアを出す新商品開発にありがちな“意外な盲点”とは?

2018年4月20日

昨日は、ある加工工場へ視察にお伺いしました。
社長さん自らが案内していただき、現場をひととり拝見しました。

この企業さんは新商品開発を行なっているのですが、
普段の会議室でのやりとりを伺っていてちょっと気になったことがありました。

普段は現場にいる社員さんは、やる気満々、使命感もモティベーションも高いんです。
ただ、どこかどこか落ち着かない感じを受けました。

なにかに追われているような、そんな印象というんでしょうか、
心がたまに、ふっとどこかに行ってしまうんです。

そこで、社長さんにお願いして、一度現場を拝見させてもらったんですね。

工場に伺ってみると、もともと土地が狭く複雑な形状で、老朽化もそれなりにあり、
効率性から考えるとちょっと辛い状態にあるようでした。

社長さんは、「本当は新工場を建てて移転したいのだけど…」と仰っていますが、
現状の工場内を工夫に工夫を重ねて、仕事がうまくまわるように知恵を絞っておられました。

そんな工場を、私たち第三者が見ると、見えるものがあります。

「ん?なんでこれ、ここにあるの?」

「このやりかた、マジで毎日やってるの?!」

現場の方は毎日見ているので、慣れっこになっちゃってるんですね。

今回見つけた最大の???ポイントは、

「仕掛品」の多さ です。

通路のちょっとしたところに、作業途中の製品が置いてあって、
「ちょっと今だけここにおいておこう」というものと、
「しばらくここで保管しよう」というものが混在しています。

社長さんもこれは問題視しているようで、
「日頃から仕掛品を減らせと言っているんですが…」と頭をかかえている様子。

社員さんたちは工場内を熟知しているので、
どこになにがあるか、どのくらいあるかについては、きっと頭の中にあると思います。

ただ、それは全員が知っているのではなく、担当者のみです。

現場では、
「◯◯さ~ん、XXXはどこにあるの~?」とか

「◯◯さん、これ次どの工程だっけ? もう終わった?」っていうやりとりがあるのでは?

これって、活気があるように見えますが、“ロス”です。

こういう現場では、工作機械の裏を見ると、状況がよくわかります。
そこには、ホコリの積もった端材などがあります。

いつのメモかわからないものなんかが落ちてたら、日付を確認します。
もしそれが古ければ、何年もそこにメモが落ちている状況があったってことですね。

こういった現場の社員さんの頭の中は、おそらく混乱しています。
業務をスムーズに行うことの重要性を認識しつつ、後から追いかけてくる新しい仕事に必死に対応しているんです。

仕掛品が出る原因は、工程が詰まっているか、イレギュラーの仕事を割り込ませているからか、
どこかで不良品を出しているか、検品に時間がかかりすぎているかなどの原因が考えられえます。

なおかつ、この工場では多能工制を導入しています。
一人の作業員が多くの業務をこなしながら効率を上げていくしくみです。

社長さんに、現場効率を上げて、従業員さんの頭の中をクリーンにできるしくみを目指しませんか?と提案しました。
生産効率を上げて、改善に目が向くようにすれば、新商品や改良商品についても社内で考えれるようになります。

社長さんは、“そう思っていたところなんだ!” といった様子で、
新商品もやらないといけないけど、現場改善にウエイトを置かなければ!と思ってくれました。

次回は、どうやって現場改善すればいいかについて書きますね。
(デザインもここに絡んできますのでお楽しみに!)