▲ ページトップへ

中小企業のロイヤルティを高めるワクワク系“戦略デザイン”のワクタルです

ワクタル デザイン&イノベーション

Week Day 8:00-18:00 Skype & LINE OK.

ブログ blog

「1個130円を切ったら、商売にならないよ!」と叫ぶ社長さん。その根拠を聞いて驚いたこととは。

2018年11月24日

(画像はイメージ)

今回の話は、原価設定の話です。

ある商品を開発して売りはじめた企業さん。

プロモーションをかけて知名度向上を図ったところ、ぼちぼちと売れ始めたけれど、なぜかお金が残らない。

「これはもっと売らねば!」とのことでパッケージを変更し心機一転!

多少売上は上がったものの、初期投資が増でキャッシュフローが悪化。

3期分の決算書を拝見したところ、CFは、前前期が-/-/+、前期が+/-/+、今期は-/0/0状態に。(0は大きくキャッシュが動かなかったってことです)

これ、ギャンブルに例えると、負けが続いてるからお金を突っこんて、多少の勝ちが出たのでまた突っこんだら大負けして、資金が尽きて借金が残った状態です。

社長さんの話を聞いていると、売れば売るほど赤字なんじゃねーか?とのことで、「売価130円を切ったら儲からねーよ!」とのこと。

その根拠を伺ったところ、現場の作業スタッフから言われたとのこと。

曖昧な原価と売価設定があることがわかりました。

そこで私からは、商品ラインナップごとに原価を調べてみませんかと提案。

原価割れしてるのにパッケージ変更したら、たとえ売れても赤字が増えるだけです。

決算書から、原材料費、労務費、包装費、付随する変動費などを足して、営業利益から引くと…原価率58%という数字になりました。

この数字のまま商品を卸したら、利益出ないですよね。

そこで、ふたたび提案。製造工程見直しませんか?原材料の調達方法も含めて。

社長さん、数字は苦手とのことですが、そこをわかりやすく整理するのはデザイナーの得意分野です。

というわけで、商品の製造工程を見直して原価設定しなおすことになりました。

私はその取り組みを、サポートしていく役目を担うことになります。

前向きな検討になったのですが、ひとつ残念なことがあります。

…またデザインの仕事を取り損ねました。(苦笑)

最近はこういうパターンが多くて、デザインの仕事になりません(^^;