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IT環境と企業の強み(コアコンピタンス)

2011年8月24日

昨日、西条市内のある企業さんへお邪魔しました。

普通、ご縁をいただいた社長さんから
「またウチの会社へ遊びにきてください」と言われても

本当に行くと “ゲッ、マジで来た…” みたいな対応あるでしょ?

今回は「ホンマに行きますけどええんでっか?」と
念を押しての訪問です。(笑)

快く訪問を許していただき、感謝です。

なぜ私が訪問したかったかというと、
この企業さんは検査を主業務にされておられ、
社内のIT化を早い段階から進めてこられた経緯があるためです。

検査?と聞いていくつか思い浮かんだのが
・情報の安全なストック
・人為的ミスの防止
・効率の向上と正確性のバランス
・セキュリティ対策
・社内のガバナンスとコンプライアンス
・技師の能力向上とナレッジマネジメント

ひとつひとつあつまかしくも聞いてきました。
温厚でお洒落な社長さんが丁寧に教えてくださいました。

そしていろいろ伺ううちに、
“この企業さんが築いてきた社内環境は容易に真似できない”と
実感しました。

基幹システムは完全なオリジナルで、
完成まで10年以上かかったそうです。

よくそこまで投資したなぁと思いますが、
これがコアコンピタンスになってるんですね。

しかも、IT系と人間系、つまり、
社内のIT環境と人材の両輪がしっかりリンクしてるんですね。

本当に恐れ入りました。

通常、ここまで環境を整えるためには
経営幹部のITに対する理解が無いと実現しません。

特にITと聞いただけで拒否反応がありますね。
ITリテラシーと言われている壁です。

ITといったって、要するに業務の改善ですから
それをやらないという選択はもはや無いと思います。

私もかつてはIT嫌いでした。
アートやデザインといったアナログな分野に居ましたから
Macまらまだしも、Windowsなんかとんでもない!と思ってました(笑)
(いまでは9割Windowsですが…)

でも、デザインにはデザイン戦略が必要で、
デザイン戦略には商品企画が必要で、

それには販売促進戦略が必要で、
そもそもは経営戦略との整合性が重要だ、と本流をさかのぼるうちに

経営戦略の実現には社内の業務改善が必要だとの
結論に至りました。

だからいまこうしてITを使った業務改善のお手伝いを
させていただいているのです。

経営戦略の実現を阻害している原因は
デザインの善し悪しとか、もじくは人材教育の有無などもありますが、

業務がうまく流れていくしくみを整えることって
ものすごく重要だと思います。

それが各施策を実現させるためのベースとなるし、
コアコンピタンスにまで高めることができます。

まちがってはいけないのが、
バリバリの最新IT環境を入れることが強みになるのではなくて、

自社の強みをさらに活かすことのために
必要なIT投資をおこなうことが重要です。

勝てる企業、継続できる企業になるために。

※コアコンピタンス…
他社がまねできない、その企業ならではの力のこと

後談:
今回お話しを伺った企業さんはこれまで沢山の取組に対して
様々な苦労をされてきたそうですが、話の最後に、

「中小企業は、あなたのような相談相手が居てくれるとありがたい」と
言っていただきました。

有り難いなぁと思いました。
自分のコアコンピタンスをもう一度、整理しなくてはと思いました。

この企業さんの今後の課題は、企業PRだそうです。
経営戦略に見合った販売促進計画を立てることをご提案しました。