新商品開発とプロトタイプ
2013年5月8日
さきほど事務所に来てくださった方とお話していて、
製造業の方が
自社の新商品開発をどうすればいいのか?
という話になりました。
製造業ではジャストインタイムやカンバン方式などに詳しい
コンサルタントの先生がご活躍されています。
ミス・ロスの低減などはすぐにお金に結びつくので
取り組まれる企業さんも多いのですが、
新商品となるとどうしていいものか?という課題が多いようです。
いまは新商品よりも無駄取りで耐えることが必要であればいいのですが、
中小企業の場合は中核事業だけでは先が読めないですよね。
そこで新商品となるのですが、
そこでいつもワクタルがおすすめしているのが
「とにかくプロトタイプをつくること」です。
プロトタイプといっても、いわゆる試作品ではなく、
粘土や段ボールでつくるプロトタイプです。
ラフといったほうがいいかもしれません。
とにかく早くこれを作る。
あるいは、荒削りでもいいからモックアップを作る。
そして、みんなで触って、意見を出し合う。
そこまで時間かかってたりしちゃ、先は明るくないですね。
プロトタイプを時間外でつくる?
無理でしょ、だってそれ仕事だし。
材料の予算すら無い?
消耗品でなんとかならない?課長決裁で。
とにかく早く、3Dにすること!
それから考えるんです。
これがコツです。
プロダクトは触る、動かすという動作が入りますから
人間の感覚にいちはやく触れさせることが大切です。