感性価値創造セミナーが直島で。
2008年10月11日
昨日は直島へ行ってきました。
直島で、経済産業省
(四国経済産業局
)が行うセミナーに参加するためです。
直島といえば、香川県高松港からフェリーで1時間、
ベネッセミュージアムやホテルで有名ですよね。
島に点在する数々のアートは異境の地に足を踏み入れたかのよう。
草間弥生さんの作品
私の大好きな作家さんです。
砂浜でスケッチする異国の方。
名のある作家さんなのかな?
これは港にある赤いカボチャの内部。
子供達がかくれんぼして遊んでました。
港で搬送途中の作品。
だれの作品かはわからないけど、日常にもアートが浸透しています。
さて、行程は強行軍。
ゆっくりするヒマも無く、結局食事する時間もありませんでした。
ここのところ、経済産業省が、日本の国力を上げるために推進している、“感性価値創造”。
ワクタルも、感性力アップや感性の価値をキーワードにしているので
丁度いいタイミングです。
セミナーの内容はすこしピントがずれていた面もありましたが、
私にとっては沢山のヒントがありました。
デザイナーがプロジェクトの最後のほうで参加する、といういまの日本のものづくりは貧弱で、
中国や韓国が力をつけてきた現在では脅威となりつつある、と。
いいものさえつくれば売れるという日本のものづくりは、欧州にくらべて大幅な遅れをとっている、とも。
参加しているデザイナーやクリエイターにとっては、そんなことはもう知ってるよ、的な話題なんだけど、
ものづくりをしている会社さんにとっては驚きだったと思います。
だって、“そんなものづくりじゃ、もうダメなんです”って、経済産業省が言うってことは、
国の方針で決まったってことでしょ(^.^)?
講演にはデザイナーの迫田氏。
四万十流域で活動されています。
ほかのパネラーは、
華道家の竹田豊靖さん
富士ダンボール工業の岡村剛一朗さん
レーベルクリエーターズの熊谷有紀さん。
さて、明日は犬島。
これも香川県(※岡山県岡山市でした。誤りを訂正いたします)です。
精錬所のアートプロジェクトの勉強にいってきます。
香川は瀬戸内アートプロジェクトの出発地ですから、様々な活動が行われています。
以前の北川フラムさんの講演でも、直島、犬島を重要な位置付けとしていることを言ってました。
愛媛のしまなみに到達するのは…ん~、10年後かなぁ…?