山で陽が暮れる体験。
2009年4月24日
いよいよ明日です。
「山村やまびこ黙想体験」
たのしみですね~~
この体験の内容は、昨日の記事をみていただくとして、
今日は、
「山で陽が暮れる」 ことについてお話します。
私、山が好きでした。
田舎で育ってきましたから、
まいにち、四国霊峰といわれる石鎚山を観て育ちました。
が、山で暮らしたことはなかったんです。
あるとき、山で遊んでいて陽が暮れてしまったことがあります。
もちろんその日は一泊するつもりなんか無く、
なんにも持ってません。
プチ遭難ですね
あたりまえですが、まわりに灯りは無く、
本来の山道からは外れてしまっています。
「ヤバい・・・」
めちゃくちゃ不安になりました。
どうしよう?
両親の顔がうかびます。
やばいぞ、、、これ。。。
私は、あきらめて横になりました。
こういうときにあせって動くのは危ない、と
本能が言っていました。
信じるものはただひとつ、
「私は宇宙に守られている。だから大丈夫。」という思いだけ。
まったく根拠の無い考え。。。
だって、そうとでも考えなきゃ、、、怖い!!!
しまらくすると、
いろんな音が聞こえてきます。
山の音です。
昼に聞くのとはまったく違う音。
さらに耳をすまします。
かすかな風がいきわたるおと、
けものがあるくおと、
そして、それらを超越する、
山本来の音。
闇につつまれた、山の音。
一人の夜はめちゃくちゃ怖かったけど、
なんとなくですが、守られている感じがしました。
死すらもあたたかい?、そんな感じ。
山は夜に唄う。
子守歌のように、
あるいは、寝息のように。