デザインマネジメント
2012年4月10日
デザイン・マネジメントというのを
ご存じでしょうか?
企業の経営において、デザインを
活用することはもはや必須ですし、
そこには戦略が必ず存在しています。
企業のイメージを高めるのもデザインですし、
商品や情報の価値を高めるのもデザインです。
日経のサイト(ITpro)にこんな記事がありました。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20070202/260426/
(以下引用)———————-
ユニクロ(ファーストリテイリング)の柳井正会長兼社長は,あるビジネス雑誌で「商品の品質開発に力を入れずにパッケージや広告にばかり力を入れるのは,経営者として失格である」とおっしゃっています。その通りだと私も思います。当然ですね。しかし,さらに言えば「商品の品質開発ばかりに力を入れて,パッケージや広告に力を入れない経営者も失格である」とも思うのです。つまり,両方に力を入れる企業が伸びていく,という時代ではないでしょうか。
———————–(引用おわり)
この記事では、デザイン・マネジメントについて書かれています。
まだまだ日本でデザインマネジメントという概念は
浸透しているとはいえない状況のようです。
そんな中、平成21年には
日本デザインマネジメント協会という団体が発足しました。
http://www.design-management.or.jp/index.html
先の日経の記事にもあるように、
これからは経営がわかるデザイナーが必要であり、
経営者とデザイナーが共通言語を持つ必要があると
締めくくられています。
私が目指すのはまさしくここだな、
と思いました。
経営に携わるITコーディネータの資格を取得したのも
間違いではなかったと思っています。
マーケティングの手法だけでは
うまくいかなくなってきている今、
高付加価値をつけるには
デザインと商品力、
あるいはデザインと経営と
いってもいいと思いますが
両方が近づき合うことが必要ですね。
単にデザインするだけではなく、
もっと大きな視点から
デザイン戦略全体をメネジメントしていく。
そんな舞台が広がる時代にそなえて
一歩一歩歩いていきたいと思います。