タオルの産地、今治。じばさんセンターにて。
2008年4月21日
数年前よりお手伝いさせていただいているクライアントさんがある。
そのクライアントさんは、私が会社を辞めて独立したときの
最初のクライアントさんだ。
そういういきさつもあって、かなり入れ込んでお手伝いさせていただいている。
そのクライアントさんの女性社長が、タオルの産地、今治市の“じばさんセンター”
(正式名称:今治地域地場産業振興センター
)で講演を行った。
そのクライアントさんはミラーズウサ
さん。
伊勢丹をはじめ、タカシマヤ、渋谷東急、近鉄などへのプロデュースが好調だ。
講演は、私も友人と一緒に拝聴させていただいた。
熱心な参加者さんが30人ほどだろうか?
会社帰りに出席し、熱心にメモをとっていた。
今治タオルといえば、あまりにも有名な、サムライ(アートディレクター佐藤可士和氏)が
プロジェクトを手がけているので、全国的にも知られていると思う。
今治はタオルの街なのだ。
(参考ページ:今治タオル
)
私は独立の前に働いていた会社が今治にあったので、
タオル業界の事情は把握していたつもりだ。
タオルプロジェクトの前の今治タオル業界は
年々縮小の一途をたどっていた。
それが、タオルプロジェクトにより、ずいぶん大きな光が差し込んだように思う。
佐藤氏の知名度もあるが、やはり卓越した氏とスタッフのプロデュース能力による功績は大きい。
もちろん、タオル産業に係わる方々や、地元の支援される方々の力もあってこそでもある。
もともと今治には、タオルに関しては素晴らしい蓄積と実績があった。
それが見せ方で大きく結果が変わった。
私も改めてデザインのチカラを勉強させていただいた気がする。