新商品開発で大切なこと。
2012年7月23日
新商品開発会議、どこもやってると思います。
私の住む愛媛県西条市という田舎都市でも
みなさんがんばって取り組んでおられます。
そして、残念ながら…
うまくいかない。
社内からアイデアを募集して、
図面見ながら挙手で決めたりしてます。
アイデアからさらにアイデアをふくらませようとしても
参加メンバーは発言すらできなくて、
“これは加工しやすい”とか
“安くできるからいい”とか。
プロダクトアウトにすらなっていない状態。
このような状態からイノベーションを産み出すには
どうすればいいか。
「予算を組んで開発を外注する」
これはたいていみんな嫌がりますね。
「自社にノウハウが残らないじゃないか!」
え? ノウハウ吸収するつもりないくせに~(笑)
たいてい、本心はこういう答えです。
「そんな予算は無い」
だから自社でなんとかしようとするんです。
これは
釣りをするのにエサ買うお金がないから、
自分でエサを探して釣ろうってのと似てます。
でも、そのエサの探し方がわからないし、
社員さんはエサ取りにいく気がない。
「仕事中に手当出してくれたら、とりあえず浜辺へ行ってみてもいいよ」
って気分ですね。
結局、会議のやり方とか、しくみとか、
そんなのではなくて、個人の資質の問題なのかもしれません。
やる気のある人が1人でも出て来たら
徹底的に鍛えて、
釣り糸を垂らすことの喜びと
釣れたときの興奮を味わってもらうほかありません。
そのためにはやっぱり、投資が必要です。
ぜひ、新商品開発という釣りの興奮を
味わいませんか?
ちなみに私、本当の釣りは苦手です。
エサを針にかけれない、そして
釣れた魚を針から外せないんです…
笑。