デザイナーはラフを描く。
2008年9月25日
「デザイナーはパソコンが使えてすごいですよね~」
「レイアウトや配色が上手ですよね~」
って言われることがあります。
これ、料理人に例えると、
「シェフってコンロが使えてすごいですよね~」
「味付けや盛りつけが上手ですよね~」
ってことでしょうか(笑)
デザイナーはラフを描きます。
こういうかんじで、ここにこんなたぐいのものを入れて…などど
頭の中にある絵を紙にうつしとっていきます。
こういうアナログな作業が一番直感的で、クリエイティブです。
デザイナーなら多かれ少なかれ、こういうものを描いていると思います。
クライアントさんに見せる場合もあるし、見せない場合もありますが、
この作業のおかげで、それはこういうことなんでしょう?と確認をとれたり、
クライアントさんにしてみれば、「ああ、そういうことか」ってわかったりします。
また、チーム編成して作業しますから、
デザイナーさんやカメラマンさんとも話が早く進みます。
時間も労力もかかるので、仕事が発生してからしか描けません。
ちょっと描いてみてよ、と言われて描けるものではないんです~
それでも私の場合、これを描いている時間がいちばん安らげる時間なんです(笑)
最終的にラフのとおり仕上がることは希なんですけど…ネ (;^_^A