コンセプトの悩みの解決法。
2013年11月17日
コンセプトって言葉、よくわかりにくいですよね。
〈コンセプトがはっきりしないんだよ!〉
そんな言葉を、審査員やコンサルタントなどから聞かされた人も
きっといると思います。
僕はコンセプトをつくる立場なんですが、
ときどき、
〈あれ?このデザインのコンセプトは何だっけ?〉と
ふと我にかえることがあります。
夢中になってやってると、
これまでの経験や手癖なんかが出てきて
ついコンセプトから離れてしまうことがあります。
そんなときに人に見せると
〈コンセプトが見えないな~〉と言われます。
で、コンセプトを見直すんです。
そもそもこのコンセプトって面白いのかい?って。
商品でもグラフィックでも、
コンセプトを決めてから実際にカタチにしてみると
〈う~ん、なんだかつまらないな…〉と思うときがあります。
そんなときは葛藤しますね。
コンセプトを見直すのか、
それとも、このまま行けるトコまで走ってみるのか?
そういう紆余曲折のプロセスは
かならずあります。
だから、
できるだけ早くカタチにして、
なるべく早い段階で紆余曲折が出るようにしたほうがいいんです。
早くラフを書いて、ハイスピードでモックアップつくって。
で、客観的に見る。
すると、いろんな感想がわきあがってくる。
そうしないと、十分な検討ができないんですよ。
スピード感をもって、まずはやってみる!
これがワクタルの大切にしていることです。
やる前にグダグダ言っても、なんも面白いもの、
出てきません。
やる前にグダグダ言うのは、
手柄を横取りしたい人じゃないでしょーか?
そんな人と一緒にいても、
なにも面白いことできないです。