質が下がる時代
2009年7月30日
100年に一度の…という言葉を
何度聞いたことか。
未曾有の…なんてのは
すでに陳腐化している。
使うほうもきっと
そのへん承知で使っているんですけどね。
いまの状況は、不況じゃなくて
変化じゃないでしょうか。
そこで、ワクタル的に感じていること。
これからしばらくは
平均的に、質が低下する現象が起こると思ってます。
だれでも○○的な
カジュアルでファッショナブルな
専門家やプロフェッショナルが出てきて
いろんな価値観が溢れてくる。
倫理が通っているかどうかよりも
心が通うかどうかよりも
いまの生活や、利益のほうが大切、みたいな。
そして、選ぶ側にも
明確なフィルターが無くなってくる。
そんな中で
普遍的な芯を持ち続けることは
とっても大切なんじゃないかと思うんですね。
なぜ遠く離れたあのカメラマンに
仕事をお願いするのか?
ときにはミスもするし、お金も安くないあの専門家に
なぜわざわざ不便を承知でお願いするのか?
質の高いネットワークと繋がっていることが、
我々サービス業にとっても、
また、お客さんにとっても大切なことだと思います。
「だれと繋がっているのか」
売り手側と買い手側のネットワークが
大切な時代になってます。
BtoBからBtoBtoCへ。
そしてこれからは、B&Cへ。