増殖する年賀状…タカヨシ工業所さん。
2008年7月30日
昨日、タカヨシ工業所
さんという製造業の会社様から
ファックスをいただきました。
こちらの企業さんは、
ロゴなどのブランドイメージ統一の関連でお仕事いただいてます。
ファックスをいただいたあと、「日刊工業新聞に載ったよ~♪」とお電話。
アタクシ、タカヨシ工業所さんの、ことしの年賀状のデザインを
プレゼントさせていただいたのですが、それが好評で、
このたび日刊工業新聞に取り上げられたとのこと。
そのファックスをわざわざ送ってくださいました。
ありがとうございまーす!
同社の創業者である曽我部誉男さんは、82歳。
毎日現場に立って旋盤をまわしています。
それも活き活きとした、そしてどこか少年のような目で。
それを、現社長の曽我部善生さんのお嬢さんが撮影。
お嬢さんは写真部所属。プロ顔負けの腕前です。
愛情あふれる、モノクロームの写真です。
それを見せていただいたとたんに、「にっぽんはものづくりイズムの国だ!」と
ひらめきが…。
これはこのままにしておいてはもったいない!
そこで、そのコピーとともに年賀状を製作。
印刷物の受注はしていないのですが、ここは私がつくらなきゃ!
できあがった賀状は同社のお客さん、取引先に送られることに…
(賀状といっても、ある意味PRの視点でつくりました。)
それが松山刑務所さんの目にとまって、「ぜひ受刑者に見せたい」と。
早速、特大のパネルを製作、刑務所内にパネル展示されることになりました。
いや~、嬉しいですよねー!
曽我部さんはもちろんのこと、写真を撮った娘さんも喜んでいることでしょう~☆
このことを受けて、地元のものづくりの施設へのパネル展示も決まったもよう。
私:「社長、高速道路から見えるくらいの超でかいのを外壁に掲げましょうよ!」
社長:「ははは…(笑)…」
年賀状なんか意味ないと思ってませんか?
DMなんか反応ないと思ってませんか??
折込チラシは当たらないとか、
イメージ広告はやってもお金のムダだとか言ってません?
広告をしても意味がない業種だからとか言ってませんか?
もっとつっこみましょうか。
即効性のあるローリスク、ハイリターンを求めていませんか??
テクニックや知識に邪魔されて、本来の「仕事への想い」が見えなくなっていませんか!!
この製造業さんは、「製造業がおもしろい!」というTシャツをつくって着るくらい
熱い思い入れのある企業さんです。
そして、ユーモアのセンスがあります。
いつも、おもろいことやったろか!という目線です。
新居浜にも、「おべ工業」さんという強烈な会社さんがあります。
クールビズだ!といって、Tシャツをつくって社員さんが着ています。
世界最大の観覧車をつくっている企業さんには見えません(笑)
(その紹介は近日しますネ…)
PRは、小手先じゃないと思うんですよね。
写真も大事。コピーも大事。
見せ方も、タイミングも大事。
でも、いちばん大切なのは、
仕事に対する強い想いとユーモアじゃないでしょーか。
それがあれば、ワクワク系もあり、正攻法もあり。
(^_^)b